★2023年9月12日(火)16:00-17:00

「知的財産高等裁判所見学会

 今回は、令和4年10月に東京・中目黒の新庁舎に移転し、「ビジネス・コート」として装いを新たにした知的財産高等裁判所を見学しました。移転後の知財高裁では、IT機器を活用した審理、運営ができるように整備されており、スピード感のある紛争解決を期待されていますので、その様子を肌で感じるいい機会でした。また今回の見学会では、知財高裁所長のご厚意により見学の後に所長と知泉会参加者との懇談会の機会も頂きました。知財高裁所長と身近にざっくばらんにお話をできる、またとない機会となりました。

 そして、今回の知財高裁見学会の後に懇親会も開催しました。久しぶりにみんなで同じ時を過ごすとともに、同じ空気を吸うFtoFの機会となりました。

 

 

★2018年6月5日(火)14:00-16:00

川崎モデルの成功事例企業に学ぶ

訪問先:株式会社末吉ネームプレート製作所 様  (神奈川県川崎市多摩区)

 

 

今回はいつもの発明会館研修室を飛び出して、川崎市多摩区にある末吉ネームプレート製作所様を訪問し、工場見学会を行いました。

 

 同社は大正12年創業の約100年の歴史を持つ企業で、各種ネームプレートを製作しており、戦闘機のゼロ戦のプレートも製作したことがあるそうです。高い技術力はもちろんこと、新しい技術を取り入れて技術革新にも積極的な企業です。

 

 初めに、川崎市産業振興財団の西谷亨様から『川崎モデル』についてご説明いただきました。『おせっかい』と自負する熱心できめ細かい企業訪問が、現在の川崎モデルの成果に繋がっていると感じました。

 

 次に、同社の沼上昌範社長様から今回の富士通特許のマッチング事例についてご説明いただきました。富士通開放特許(チタンアパタイト特許)の導入の経緯、開発の苦労、ビジネスモデルの構築と、時系列に沿って丁寧のご説明いただきました。新しい事業を育てて会社を発展させたいという沼上社長様の強い思いが、現在の成功に繋がっていると感じました。

 

 その後、工場見学に移りましたが、百聞は一見に如かずで、製造のプロセスが十分に理解でき、また新しい機械を導入されて効率を上げていることに感心しました。さらに感心したのは、とてもクリーンな作業環境と社員の皆さんの笑顔でした。

 

 最後に、14名という大人数にもかかわらず、丁寧にご説明いただき、さらにゆっくりと見学させていただきました末吉ネームプレート製作所様にこの場をお借りして御礼を申し述べます。ありがとうございました。

 

※同社については以下のURLをご覧ください。

http://www.sueyoshi.co.jp/

※富士通開放特許の導入事例は以下のURLをご覧ください。

http://www.sueyoshi.co.jp/pdf/110201SNP.pdf